マクロレンズ

| コメント(0)
さて、レンズシリーズの続いてはマクロレンズです。

通常のレンズより近づいて撮影できるレンズ、ですね。
一般的に等倍撮影までできるレンズをマクロレンズと言います。(もちろん例外あり)
ただし、ニコンは等倍までのものをマイクロ、等倍以上撮影できるものをマクロと呼ぶそうです・・・

ここで出てくる素朴な疑問。
「そもそも、等倍ってなんやっ!?」
はい。写真を撮影する時、レンズを通った光は撮像素子面で像を結びます。この時、実物と、撮像素子面で結ばれる像の大きさの比率を撮影倍率と言います。
遠い景色を撮影した場合は、撮像素子面で結ばれる像って実物より小さいはず、ですよね?
どんどん近づいていけば、撮像素子面で結ばれる像は大きくなるはずですから、撮影倍率はどんどん上がっていきます。
この大きさの比率が1:1になった時を等倍、と言います。例えば1円玉(直径2cm)を等倍撮影すると、撮像素子面でも直径2cmの1円玉が写っているわけです。

というわけで、実験してみました。
カメラはオリンパス E-620。
まずは普通のズームレンズ、ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6。焦点距離42mmで最短撮影距離で僕の腕時計を撮ってみました。
P3161978.jpg
以外と寄れますねー。通常の撮影なら十分こなせます。

続いて、ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macro
ちょっと注意していただきたいのですが、オリンパスのデジイチはフォーサーズ規格と言って、他社より撮像素子が小さいです。次の作例は等倍撮影をしていますが、35mmフィルム換算では撮影倍率約2倍という超マクロ撮影になっています。だからオリンパス買ったんですけど・・・
注意として、撮影倍率が上がれば上がるほど、被写界深度(ピントが合っていると見なせる範囲)が狭くなり、手ブレを起こしやすくなります。ある程度以上のマクロ撮影には三脚は必須です。
G-SHOCKの「H」の部分にピントを合わせて等倍撮影しました。
P3161988.jpg
中心部をさらに拡大(クリックするとピクセル等倍の絵が出ます)
P3161988H.jpg
拡大してみるとわかりますが、被写界深度(ピントが合っていると見なせる範囲)がめちゃくちゃ狭い・・・
最初は手持ちで撮影しましたが手ブレ補正もこんだけマクロだと効果なし(泣)
じゃあ、というわけで三脚にカメラを固定しましたがミラーがカシャ、と動くショックだけでブレます(号泣)
しょうがないので低振動モードと言って、ミラーが上がって一定時間経ってからシャッターが切れる設定で撮りました。
これ一枚撮影するのに30分以上かかりました・・・orz

というわけで、撮影倍率が上がれば上がるほど大変なマクロ撮影ですが、今まで見えなかった世界が見えてきます。買っちゃったら手当り次第にいろんな物をマクロ撮影してみて下さい。

コメントする

このブログ記事について

このページは、りゅうじが2010年3月16日 22:15に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「望遠レンズ」です。

次のブログ記事は「マクロ撮影と露出倍数」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。