シマノ鈴鹿ロードレース参戦記(後編)

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さて、早く寝ようと思ったのに遠足前の小学生状態で全く寝られなかった僕。
11時過ぎに寝て、目が覚めたのは夜中の2時半。


プロはレースの3時間前に食事を済ませるそうなので、それにならって3時半に朝ご飯を食べました。4時にホテルをチェックアウトして再び鈴鹿サーキットへ。


駐車場はすでにたくさんの車。自転車を降ろし、一眠りしようと思いますがやっぱり眠れません。
しょうがないのでタイヤに空気を入れたりディレイラーにCRCを吹きながら夜明けを待ちました。


6時になるのを待って、6時15分からの試走に向かいました。
が、この頃から雨がポツポツと。いやーな予感です。
試走の時間には結構降っていました。路面は完全にウェット。昨日まであんなに天気よかったのに・・・
そうは言っても試走をしないといけませんから走ります。初めてのサーキット走行。


車やバイクのレースだと鈴鹿は時計回りなんですが、このレースの時は逆向きに走ります。
通常通りだとホームストレッチが長い下り坂なんですね。そこから1コーナーに突っ込んでいくのは明らかに危険なのでそういうことになってるんでしょう。
F1のTV中継で見てるのとは逆向きですから気をつけないといけません。

ホームストレッチの坂を登り、ぐいっと斜度がきつくなってまずはシケイン。
ここからほぼ平坦になり130Rをすぎ、西ストレートを下っていきます。
スプーンの手前で再び登り。ここからヘアピンまでは登り基調です。
ヘアピンからデグナーまで立体交差をくぐりながら一気に下ります。
デグナーから再び登り。
ダンロップコーナーからS字は一番速度が出そうです。
バンクのついた1コーナーを抜けホームストレッチへ。

・・・文章じゃわかんないですかね(汗)
試走でチンタラ走っても思ったより速度が出ます。ダンロップコーナーからS字の下りで53T×12Tも回しきってしまいました。一方で登りは斜度がきつくても下りで十分速度が乗っているので、惰性を利用しながらダンシングで一気に登れば軽いギアは不要と判断。
スプロケカセットを12-25Tにしていましたが、11-23Tでもよかったかも・・・今思えばシマノのブースに売ってたかな(笑)
まぁここまで来てグダグダ言ってもしょうがない。あるもので戦うんだ!


いよいよ僕の第1レース、ビギナークラスの始まりです。
ゼッケン番号順に並ぶんですが、申し込み順なのか、僕は一番後ろ。
用意を整えて列に並ぶと、心拍数がいきなり110。いかん、えらい緊張してるわ。
緊張が取れないままスタートを迎えます。海外のレースで、スタート前に選手が胸の前で十字を切っている映像を見かけますが、あれの気持ちがよくわかります。
スタート30秒前のコールでみんな一斉にクリートをはめる音が響き渡ります。そんなに早くはめんでもいい気もしますが・・・
いよいよスタート。とにかく落車しないこと、落車に巻き込まれないようにとスタートを切りました。

スタートしてシケイン手前の登りで心拍計を見るとすでに150。
いつもならペースを落とす所ですが、ここはレース。登りも短いし一気に登ってしまえ!!
そこからさきはもうずっと心拍が160〜170。とにかく必死です。
あっという間に1周終えてレース終了。もうとにかく必死で走りました。
ゴール後にコース外に退避しましたが、足の筋肉全部がガクガクしてます。こんな状態になったのは初めてです。
呼吸もなかなか整いません。ドリンクを飲みながら落ち着くのを待ちました。


次のインターミディエイトは2周のレース。
このペースで2周走るのは明らかに不可能です。ペース配分を考えないといけません。

鈴鹿に向かう前に読んだ、ふじい のりあき氏の「ロードバイクの科学」という本を思い出しました。
「そうだ、登りは必死に走って、平坦は一定ペース、下りは休めば同じタイムでも平均ワット数を落とせるんだったな・・・」

幸い、ビギナークラスからインターミディエイトクラスまでは4時間ほど間が空いています。
この間に試乗などしながら少しでも回復に努めました。


そして、いよいよインターミディエイトクラス。
とにかく登りを頑張る!平坦は前の人のドラフトに入って休むようにしました。
ちょっとペースは落ちましたが、その分しっかりと2周走りきることができました。


結果はビギナーが155人中71位。
インターミディエイトが174人中124位でした。


行く前はもっとビリの方じゃないかと思っていたので、今の自分のレベルを考えると上出来かな、と思いました。
そして、順位よりも大事なこと。

「自分のありったけの力を自転車にぶつけられたのか?」という問いにはもちろん、

Yes!!


まとまりのない長文にお付き合い頂きありがとうございました。
その他反省、試乗の完走など番外編に書きます。

コメント(4)

レースの雰囲気、ちゃんと伝わってきましたよ。
しかしガッチリ寝不足だったんですね。
また直接お話聞かせてください。

 「自分のありったけの力を自転車にぶつけられたのか?」という問いにはもちろん、

Yes!!
 >素敵過ぎる言葉ですね。その一言に全てが表させていると思います。
 ワタシは、余力を残した、上位より、全力を尽くした結果の方が大切だと思うし、かっこいいです。
 来年はぜひ、参加したいです。りゅうじ選手兼監督の作戦に従って、ワタシ全力で頑張ります。それまでに、心と体を鍛えて、できればリアカセットも複数用意しておきます。


 ただカートに熱中しそうなので、そのあたりはお見逃し下さいまし。←コツコツカート代を貯金しとこっと

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このブログ記事について

このページは、りゅうじが2010年8月31日 19:13に書いたブログ記事です。

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