石見グランフォンド2011参戦記(山岳編)

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第2CPを抜けると140kmと200/190kmの分岐点へ。ここはもちろん200/190kmを選択です。

分岐から山岳区間へは8kmほどの直線。
一人じゃしんどいので列車に乗らせて頂きましょう。
長ーい列車が完成、と思ったら前の方がいきなりペースアップ(泣)ついて行けませんでした。
しょうがないので黙々と走り、川を渡って踏切を越え、いよいよ山岳区間へ。

第一の関門は谷峠。前日の下見ではあまりのクネクネに軽く車酔いを起こしたのでした・・・
自転車では当然車酔いは起こさないのですが、逆に酔ってる暇がないほどの登り。
こりゃどうかいの・・・と思っていたら、後ろの方が声をかけてきました。
「ドリンク(CCD)の粉、落ちましたよ」と。ああ、ごめんなさい・・・

幾重にも折り重なるヘアピンを抜け、ようやく峠の頂点へ。
一旦下って前日に休憩をしたJAの前を通りましたが、ここでの休憩はなし。

しばらく下ってまた登り。三叉路の標識が見えてくるといよいよ石見高原林道の始まりです。
坂はきついのですが、この辺はまだ元気がありました。
霧雨の中を進んで行くと、ようちゃんのパンク修理をGAKEさんが手伝っているのを発見。
が、ここで止まると再スタートが怪しいのでパスさせて頂きました。ゴメンナサイ。

石見高原林道はずっと登りなわけではなくて、最初の2kmほど登った後はしばらくゆるい登り下りが続きます。
で、一旦下って最後の京太郎山の辺りでいきなり日が射してきました。
気温は一気に上昇して蒸し暑くなってきました。
2kmほど登って、一気に邑南町役場まで下りなのですが、この道が杉の葉だらけでしかもウェット。
「こりゃやばいぞ〜」とボヤキながら下っていると、前方で数人が「スピード落とせ〜」と叫んでいました。
こっちもハンドサインを出す暇がないので「ブレーキ!」と叫んで後方に注意を喚起しながら減速。
ぱぱにいさんら数名が落車されたようでした。そのあと皆さん走られていたように思ったので大した怪我はなかったのでしょうか。
そんな光景を目にしたものだからますますビビってしまい、下りは大減速。後ろの人はイラついてただろうなぁ・・・

無事に下りきって第4CPの邑南町役場に到着が11:23。
まぁこんなもんかなぁ、とこの時はまだ元気だったのであまり事態を深刻に考えてはいませんでした。ここから地獄を見ることになろうとは・・・
ここで昼食を取り、次は前日に昼食を取った縄文村を目指します。
縄文村で給水をし、一旦下ってまた登り・・・こんなんばっかりorz

登りきってから瑞穂道の駅への下りで追い抜くCX-1が一台。
石見の後自転車部に入部されたひらりんさんでした。
ああ、速いなぁ、と思っていると、こっちに黒いものが転がってきました。よーく見るとツールケースの蓋。
なんでそんなものが落ちたんでしょうか?僕は一回も落としたことがないんですが。
回収のために止まったひらりん氏をパス。どうせ後で追い抜かれるんだろうし、ね。

ちょうど100km地点の瑞穂道の駅でトイレ休憩。既にサカイさんとGAKEさんは休憩していました。
「足切り間に合いそう?」と聞く二人。「シミュレーションの範囲内ですよ。間に合いますよ。」と答えました。
実際のところはこの二人なら十分間に合うだろうと確信していました。僕自身はどうかというと足切りギリギリかなぁ、と考えていました。とにかく二人を焦らせてはいけないと思い、上のようなコメントをしたのでした。

道の駅を出て大原山へ。
この辺りから左膝に痛みを感じ始めました。今まで経験したことがない部分、そして痛み方。ダンシングをしてみると激しく痛みます。
あとでわかったことですが、どうやら腸脛靭帯炎というもののようです。
「この痛さであと100km走らんといけんのか・・・」痛さをこらえつつ大原山を登り、山岳区間最後の登りである戸河内峠に向かう下りを下っていました。

すると前方にGAKEさんが止まっているのが見えてきました。
パンクの修理中でした。
この時間帯でのトラブルは粕淵での足切りにあう可能性大です。

止まって修理を手伝うべきか?
それとも進むべきか?
ここで止まってしまうと僕は確実に足切りにあってしまう。
とはいえ修理を手伝うと二人とも足切りにあう可能性も高い。

悩んだ挙げ句、先に進むことを選択しました。
正直、この選択が正しかったのかどうなのか今でも迷っています。
この後僕は完走はしたのですが、一週間たっても膝の痛みがまだ完全に引いていません。
パンクの修理を手伝って自分がリタイアすれば膝もここまで悪くすることもなかったでしょう。
ただ、僕も足切りギリギリのペースでしたし、一瞬で決断しなければいけなかったのです。

でも、来年も同じ状況になったら止まるでしょう。
膝を傷めると回復にものすごい時間がかかるのがわかりましたから。長く自転車を楽しむためには決して無理をしてはいけないというのが今回の最大の反省点です。

GAKEさんに申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら戸河内峠へ。ここを登り切れば山岳区間も終了です。
膝の痛みはだんだんひどくなってきて、膝が屈伸するたびに痛みが突き上げてくるようです。
最後の方のおそらく一番急な坂で足が止まりそうになり、一瞬「リタイア」という単語が頭をよぎりました。
邪念を振り払うようにして峠を登り切り、第5CPへの下り。
川沿いに出ると今度は向かい風でした。ゆるく下っているはずなのですが当然スピードが出ません。
足切りに間に合うように最低限の速度を維持しつつひたすら走り続けました。

14:30頃に第5CPの大和グリーンロードへ到着。
「何とか足切りには間に合いそう。いや、間に合ってみせる。」
決意を新たに第6CPの粕淵を目指すのでした。

・・・(おそらく)ゴール編へつづく。

コメント(6)

石見の大会は毎回、十人十色の壮絶なドラマが
それぞれある。
苦行を越えてく姿も当然様々で、男の葛藤を描く
まさに2時間ドラマにでもなるんじゃないかと、思うのは
私だけかしら。

それぞれ苦しい想いをして、達成したからこそ
来年も出たい。。と思うんだろうし、達成できなかった人も
来年こそは、、、と思わせる道なり坂なりの大会なんだろうね。

いろんな人の石見体験記を読むと、とても楽しいわ。
でも読んだあと、自分が走ったワケでもないのに、疲れた気になるのは何故なんだろう?

お恥ずかしながらこけちゃいました。。。。。
誰も被害が出なかったのでよかったです。

大和まではあきちより早く着いていたのですね。

「落し物」、ホンットにスミマセン!
3度のチューブ交換に、当方かなり焦ってたみたいdeath(汗
それとも蓋する時、目に汗が入ったからか…? 涙ぢゃないよ!

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このブログ記事について

このページは、りゅうじが2011年5月15日 22:21に書いたブログ記事です。

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