石見グランフォンド2011参戦記(ゴール編)

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今から3ヶ月くらい前の話です。

僕は仕事の関係でコミュニケーションの技術を勉強しています。
とある勉強会のテーマが「目標を実現させる」みたいなテーマでした。
実習で「石見グランフォンド完走」を目標として、イメージトレーニングの練習をしました。


・・・そして5月8日。
グリーンロード大和を出た僕は、その勉強会でやったことを何十回も繰り返しながら、国道375号を走り続けていました。

自分にはこのコースを走りきる力がある。
思い出せ。
大学の部活で10日間におよぶ北アルプス縦走を達成した時を。
野呂山ヒルクライムで自己最高タイムを出した時を。
そしてガッツポーズでゴールアーチをくぐるのだ。

左手で小さくガッツポーズをしながらゴールアーチをくぐる瞬間を思い浮かべ、「間に合う」とつぶやく。
そんなことを何十回も繰り返しました。
その度に実習の相手になって下さった方や、職場の皆さん、家族、いろんな人の顔が思い出されるのでした。

向かい風は止む気配もなく、膝の痛みは増す一方でしたが、ただひたすらに走り続けました。

ふと見ると、前方にトンネルが見えてきました。
このトンネルを二つ抜けると第6CPの粕淵です。
「間に合う。必ず間に合う」
最後にもう一度つぶやいてトンネルの中に飛び込みました。

トンネルを抜け、第6CPが見えた瞬間、サイコンに目をやると、時刻は15:41。
足切りまで後4分というところでした。
「間に合った!」心の中で叫びました。
駐車場に入り、慌てて自転車を降りてサインシートへ。
「間に合いましたよね?」とスタッフの方に聞くと、「大丈夫ですよ」との返事。やった!三瓶に挑戦できる!!


粕淵でしばし休憩の後、いよいよ三瓶山です。
が、足切りに間に合うように頑張りすぎて、ほとんど力が残っていませんでした・・・・
這々の体で峠を登りきり、西の原へ・・・

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西の原から見た三瓶山

あれ?
ここCPじゃないの??
そうか、第7CPは北の原の三瓶バーガーか・・・
いや、待てよ。第7CPの制限時間って17:15じゃん。
ヤバいって。間に合わないよ〜(泣)

結局第7CPに着いたのが17:20。
当然のように参加者は誰もいませんでしたorz
が、ここのCPは制限時間を大目に見てもらえました。よかった・・・


さあ、あとは一気に下るだけです。
もう膝はガクガク。35km/h以上は足を回さないことにしました。
ひたすらに下って下って、ようやく大田市内へ。

小学生が10人くらい、こっちに手を振ってくれました。
こちらも手を振り返すと、何が面白かったのか、みんなアハハと笑っていました。
僕もアハハと笑い返しました。

さらに走っていると、軽自動車が一台追い抜いて行きました。
助手席から第5CPのサインシートにいた女性スタッフが、「あともう少しですよ〜」とおっしゃって下さいました。


昨年の出雲路センチュリーライドの終盤には、終わるのがもったいないというのが率直な感想でした。
今回は、頼むから早く終わってくれとwww
でも、沿道で手を振って下さった方や、友達や、職場のみなさんや、いろんな方が応援して下さいました。

自分は決して孤独ではない。
こんなにも多くの人に自分は支えられているのだ。
そう考えると涙があふれそうになりました。

本当に泣いちゃうと事故るので、ここはぐっとこらえてゴールを目指しましょう。
最後の交差点を左折すると朝スタートした久手海水浴場が見えてきました。
駐車場の横を走るとすでに戻ってきていた皆さんに手を振りました。

そしてガッツポーズをしながらゴール!
18:10くらいだったかな?

もう歩くのもままならないくらいに膝がガクガクになっていました。
何とかサインシートに行って最後のサイン。スタンプのチェックを受けて完走証のステッカーを頂きました。


本当にボロボロになってのゴールでしたが、今までにない達成感を味わうことができました。
来年は三瓶も制限時間以内に走りきれるよう、さらに練習を重ねようと思います。

ここまで長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。
次回は反省編の予定です。

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 三瓶に登る最中に私は脱水を起こしました。また前半からオーバーペースを維持していたので、すっかり脚がなくなって、疲労困憊でした。
 そんな状態だったので、ゴールした瞬間は「やっと終わった」てのが正直な感想でしたし、走っている最中は「なんでこんなに苦しいイベントに出たんだろう」って後悔の念にとらわれていました。坂道を見るたびに「もう登りはいらないって」・・・・なのに帰路に着きながら、また来年こようって考えながら帰りました。不思議な魅力のあるイベントですよね。

 それにしても、そんなに膝が痛かったんですね。お立ち台の写真も「自転車を持ち上げて」ってリクエストしたら、満面の笑顔で答えてくださって、見ていても楽しかったですよ。ちなみに、私はお立ち台に自転車を持ち上げることが一人じゃできなかったですよ。

写真のその笑顔がすべてです。

あちきも考察編書きますのでよろしくです。

ほんまじゃ、えー笑顔じゃ。

時間が際どい時に、他の方のパンクにHelpできるかどーかは、やっぱり悩むし、見送った場合後々後悔もあるよね。
誰しも一緒です。

しかし最後の写真...


脚が長いなぁ~。

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このページは、りゅうじが2011年5月16日 23:29に書いたブログ記事です。

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