初エンデューロ(2011年夏の遠征記その2)

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テンションダダ下がりでテントに戻りました。

が、僕の次はすぐにアカシロさんの出番。スポーツ1です。
慌ててスタートを見送り、先頭が戻って来るのを待ちます。

しばらくすると先頭集団が帰って来ました。
・・・あ!
アカシロさん、先頭集団にいるよ!

何だかんだ言ってやっぱりこの人は凄いです。実況のアナウンスでも名前を読み上げられます。応援してるこっちは大興奮。

しかし、周回を重ねるごとに表情が厳しくなるのが見て取れます。
4周目に入り、ついに集団から脱落してしまいました。
一旦集団から離れてしまうと、復帰するのは困難です。

それでも必死で走るアカシロさんに我々は声援を送ることしかできません。

無事にゴールしてテントに戻って来たものの、皆テンションは下がりっぱなし。

おまけに昼には激しい雨が降って来ました。
自転車が濡れるので、テントを拡張して雨よけを増設して、その下に自転車を入れました。


正直に言いますと、もう午後のエンデューロはキャンセルして撤収しようかという考えが何度も頭をよぎりました。
でもせっかくここまで来たんだし、「エンデューロは楽しく走る」というのがそもそもの目標なんだから、このままエンデューロは走ることに決めました。どうせダメなら途中で棄権してもいいのですから。


しばらく休憩していると雨も止み、14時からいよいよ2時間エンデューロが始まりました。
第一走者はアカシロさん。
スタートを見送り、テントで待っていると先頭集団が戻って来ました。
当のアカシロさんはかなーり後方。しかし表情は午前とはかなり違います。

4周ほど走って第二走者は僕です。
スタートすると、あれれ??
朝より体が軽いです。
朝は後ろから先頭が迫って来ることにビビって、意識が後ろに行っていました。
でも今は意識が前に向いています。
前方に追いつき、追い抜きながら走って行きます。
後ろから抜かれたら、少しだけ付いて走ってみると、自分でもビックリするようなペースで走って行けます。

3周ほど回って第三走者のレイちゃんに託してテントへ。
どういうわけかテンションが戻って来ました。
どうやらアカシロさんも同じようにテンションが戻って来たらしく、表情は明るいです。

三人でほぼ1時間走りました。

「せっかくなので最後は是非レイちゃんにゴールをくぐってもらおう」
今回の唯一の作戦でした。

アカシロさんにまた4周ほど走ってもらい、僕の番になりました。
残り5分を過ぎるとピットが閉鎖されるので、ラップタイムと残り時間を計算しながら周回を重ね、残り10分くらいでレイちゃんにバトンタッチ。これで2周は走れるかな・・・

一周回って、もう一周走れることが確定したのでゴール前で待つことにしました。
ゴール前で待っていると次々と選手がゴールして来ます。
しばらくすると、レイちゃんが戻って来ました。

最後の坂を懸命に登る姿に、思わず横を走りながら声をかけてしまいました。ツールの山岳ステージで観客が走りながら応援する気持ちがわかりました。

そしてついにゴール!
結果は20チーム中12位でした。


もし、午前が終了した時点で帰っていたら、落ち込んだままの精神状態をずーっと引きずっていたかもしれません。
エンデューロが終わった時にはとても晴れやかな気分になっていました。帰らなくて本当によかったです。

個人競技とは違って目標を共有し合い、励まし合いながら走る。
チームで走ることにはそんな意味があるのかもしれません。

これからは個人ではもちろん順位を上げられるように努力を重ねますが、エンデューロも積極的に出てみようかな・・・
それだけの魅力はあると感じました。

とりあえず次は中国サイクルグランプリを目指して。
・・・どなたか1時間サイクルマラソンペアで出てくださる方いらっしゃいますか?

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このページは、りゅうじが2011年7月 6日 23:06に書いたブログ記事です。

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