一脚をご存知ですか

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最近にしては珍しくカメラネタ2連投。

三脚はご存知の方も多いと思いますが、一脚というのがあります。

カメラの底にある三脚穴に取り付け、支えとして使用します。
が、脚が一本しかありませんので、三脚のように自立することはできません。人間による支えが必要です。

手持ち撮影じゃ厳しいが、三脚は場所を取るので使えないとか、移動しながら撮る場合に使います。もちろん三脚よりもブレは発生しやすいですが、はるかに軽いですから、機動性にすぐれています。


「そんなん、今どきのカメラは手ブレ補正があるからいらんのじゃない??」

そう思われる方もいらっしゃるでしょう。実は僕もそう思っていました。
というわけで実験してみました。

標準ズームレンズの望遠端、シャッター速度は1/15sec、ピントはマニュアルにして、最も近距離で固定としました。
被写体はキーボード。「ま」の文字にピントを合わせて撮影しました。
一脚の効果が分かりやすいように、中腰で撮影しました。


まずは手持ち撮影、手ブレ補正なし。

IMGP0144

ピント位置を拡大。

IMGP0144MG

ブレブレなのがお分かりだと思います。


続いて手持ち撮影で、手ブレ補正を入れました。

IMGP0145

画像を小さくしていてもシャープになっているのがわかります。これもピント位置を拡大。

IMGP0145MG

先ほどより明らかにブレが減っています。手ブレ補正恐るべし。


続いて一脚使用。一脚や三脚を使う時には手ブレ補正はオフにします。

IMGP0146

ピント位置を拡大してみましょう。

IMGP0146MG

さらにブレが減っていますね。


今回の実験は明らかに手持ちに不利です。手ブレ補正が効きにくい近接撮影だし、姿勢は中腰ですからブレるのは当然の状況を作り出しています。
いろいろ試しましたが、椅子に腰かけて撮影するだけでブレの量はグンと減ります。テーブルに肘をつけばさらに安定するでしょう。手持ち撮影はいかに安定した姿勢を取るかが重要だということが、改めてわかりました。

手ブレ補正もかなり強力に効きますが、万能ではありません。近くの物ほど効果が弱いと言われています。安定した姿勢を取るのは言わずもがな。「手ブレ補正があるから大丈夫」と思っていると失敗します。

一脚の効果は絶大です。今回のような条件では手持ちだと構えるだけで大変で、ファインダーからの像が安定せず、ピントを合わせるだけで一苦労ですが、一脚を使うとかなりラクです(もちろん三脚が使えればその方がもっと安定します)。風景写真などでも安定して構図やピントが合わせられるでしょう。

一脚は小さいものなら、たためばカバンに放り込んでおけるサイズです。三脚ほど大げさでもないし、一本あると便利です。

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ちょっと欲しいかも・・

石見グランフォンドガイドビデオの撮影の時に使いました.車から身を投げ出して、選手と自転車の上下左右前後、この棒を振り回すのです.すごく重宝しましたよ.

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このページは、りゅうじが2011年8月18日 21:00に書いたブログ記事です。

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