中央重点測光のススメ

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最近カメラネタばっかりですねぇ。
まぁずっと自転車ネタばかり書いてきたのでたまにはいいでしょう。

以前にもちょっと書いたことがあるのですが、一眼レフ、一部の高級コンパクトカメラには露出を決める測光モードというのを切り替える機能がついています。

切り替えができるものは、大抵以下の三種類から選べるはずです。

  1. コンピュータが光線状態などいろいろ判断して決めてくれる、評価測光(メーカーによって呼び方が違います)
  2. 画面中央の明るさを重視しながら、画面周辺の明るさもある程度測る中央重点測光
  3. 画面中央のごく一部分のみ測るスポット測光

まぁ大抵はコンピュータにおまかせの、いわゆる評価測光を使うでしょう。
僕もこれが一番使用頻度が高い気がします。なーんにも考えなくてもいいですから。しかもかなり正確。

ただ、評価測光も万能ではありません。
極端な逆光、真っ白だったり真っ黒な被写体では、おかしな露出値を出してくることがあります。

そういう場合に備えて中央重点測光や、スポット測光というものが用意してあるんですね。


というわけで、今回は中央重点測光を取り上げてみたいと思います。

先日、仕事の関係で大阪まで出張に行ってきました。
空き時間が結構あったので、ちょっと通天閣へw

P9182686

評価測光でも奇麗です。青空の部分はちょうどいい気がしますが、通天閣自体は若干露出アンダーに思えます。

今度は中央重点測光にしてみましょう。
P9182687

タワーの中央辺りを測光。タワー自体は白っぽいため、+1段補正しています。結果として、評価測光より+2/3段明るくなっています。こちらの方が僕のイメージに近い映像です。

中央重点測光は単純ながら意外とよくできた測光方式で、順光で極端に白っぽいとか黒っぽいものが被写体になければ出た目でOKだと思います。
僕のやり方は、白っぽいものなら+1段補正、黒っぽいものならー1段補正、強い逆光なら+2段補正を行います。ここから微調整が必要なら更に補正を行いますが、大雑把でも割といけます。

評価測光は優秀なのですが、露出の決定方法はブラックボックスに包まれています。なので、「どうしてこの数字が出たのか」が分かりません。まぁメーカーによってはわりと分かりやすかったりしますが、メーカーが違うと傾向がガラリと変わるので、補正が必要か否か、撮る前に予想が付きにくいです。

対して中央重点測光は、コンピュータによる余計な計算が入らない分、露出の傾向がつかみやすく、メーカー間の差も小さいです。なので、「ここは白いから+1段」とか人間の意図を反映させやすくなります。機械に使われるのではなく、自分で積極的に機械を使いこなしていきたい、というのが僕のコンセプトですから、中央重点測光は僕の性格にあっていると思います。


これは大阪駅。
P9182698

中央重点測光で、何も考えずに撮影するとこうなりました。天井から透けている光のせいで、露出アンダーになってしまいました。まぁ十分許容範囲内ですけど。

一旦カメラを下に振り、天井をフレームアウトさせて床の部分でAEロック。その後再度フレームし直したのがこちら。
P9182699

AEロック、露出補正を組み合わせることで、「撮影者の意図」を込めやすくなるのがおわかりでしょうか。


ところで、もう一つのスポット測光ですが、これはちょっと使いこなしが難しくなります。露出補正は必須です。
極端に明暗差の強い逆光での人物撮影くらいしか僕は使わないです。本当にスポット測光で露出を決める時は、スポットメーターを使っています。スポットメーターについては、また改めて書こうと思います。

評価測光よりも自分の意図を込めやすく、スポット測光ほど難しくない。
せっかくですから、ちょっと中央重点測光も試してみて下さい。

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このページは、りゅうじが2011年9月20日 22:38に書いたブログ記事です。

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