2011年10月アーカイブ

コンコーニテスト

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一度はやってみたかった、コンコーニテストをやってみました。

「コンコーニテストって何じゃいっ!」という声が聞こえてきそうなので解説。

軽い運動の場合は体の中に酸素が十分あるために、血液中の乳酸はほとんどゼロに近い状態です。
次第に運動強度を上げていくと、酸素が十分でない細胞から乳酸が産生されますが、乳酸を分解する働きも同時に高まるので、ある程度の所で一定になります。

ところが、ある心拍数を超えるような激しい運動になると、乳酸の処理能力がいっぱいになり、急激に血液中の乳酸濃度が上がっていきます。この「ある心拍数」をLT(乳酸作業性閾値)と言います。

このLTを超えた心拍数では長時間の運動は不可能ですし、逆に長距離を一定ペースで走ろうとする場合はLTを越えないように走ることが必要になります。レースでもロングライドでも、自分のLTを知ることは非常に重要な意味を持つのです。

正確にLTを測定するためには、ローラー台に乗りながら採血をし、乳酸を測定するのですが・・・一般家庭では無理ですよね。
というわけで、他の方法でLTを計れないか・・・というわけで考案されたのがコンコーニテストという方法です。

コンコーニテストでは、低い速度から徐々にスピードを上げていき、心拍数を記録していきます。ある程度までは直線的に心拍数が増えますが、ある所から心拍数が直線から離れていきます。その心拍数をLTの代理として使うのです。

というわけでやってみました。
まず10分間ほどウォーミングアップ。
30km/hからスタートし、2分おきに速度を2km/hずつ上げていきます。速度を維持できなくなれば終了。テスト中はギアチェンジをしてはいけないのだそうで、適当なギアを決めなければなりません。
僕の場合は40km/hを越えては維持できないことが予想できましたので、そこを基準にギアを決めました。

その結果がこちら

40km/hを維持できずに終了しました。とっても予想通り・・・(汗)
このグラフだと分かりにくいので、2分ごとの心拍数でグラフにしてみました。

これじゃどこがLTかわかんない・・・orz
ここで今までのデータが生きてきます。
とりあえず今までの経験から心拍数130代はありえないです。32km/hの心拍数が増えていませんが、たまたま心拍数が変動した所を捕まえたのだと思います。
最後の38km/hも変に頑張りすぎた可能性が高いです。本来はこの数値も却下すべきなのかもしれません。

前に心拍数150台でローラー台に乗った時はそんなに長く乗れませんでしたし、36km/hの151/minは違うと判断しました。
そうすると、どうやら34km/hの147/minという数字がLTになりそうです。

実際の所、奇麗に心拍数が直線から変化する人はむしろ少ないんだそうです。
もちろん正確にやろうと思えば、日を改めて何回も測定したり、1km/hずつ速度を上げてサンプル点を増やさないといけないでしょう。今回は今までの経験から予想していたLTを確かめる意味でやってみました。

さて、LTが出たらこれをトレーニングに応用しないといけません。
LTは訓練によって上げることができます。僕のLTはかなり低い方ですからこれは重点的に取り組まないといけません。
LTを上げるには、LTの95~105%に30分心拍を保つように運動しないといけないそうです。つまり140~154/minに保つ必要があります。

実際やってみましたが、ローラーだとしんどくって、20分で挫折・・・orz
まだまだヘタレですね(泣)

嗚呼18T...

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先日、スプロケを12-25Tに変更しました。

やっぱり全身の筋肉を使う感じですね。短い登りなら速くなりましたが、野呂山くらいの長い登りだとどうなんでしょうか。ゆっくり登れば問題ないことは確認していますが・・・

ところで、僕のマスターはリア11速なので、ギアとケイデンスの組み合わせによる速度は、以下のようになります。

10速の12-25Tとの違いは18Tが入ること。
実は18Tが入るスプロケって初めてなんです。
僕は平地だとケイデンスを90-100に保つように走ります。今までは19Tの上は17Tでしたから、そこの開きが気になっていました。
なので、「18T欲しいよなぁ・・・」と思っていたわけですよ。ずっと。

というわけで今回、憧れの18Tを導入して走ってみたのですが・・・・
まず、フロントインナーでは明らかに不要です。ていうかむしろ邪魔。ギア比が低いから簡単に回転を上げられるわけで、ワイドな方が都合がいいんですよね。
アウターだとどうでしょうか。確かに19-18-17とギアのつながりはいいです。いいのですが、そこまで違うかと言われると、これまた微妙・・・orz。正直なくてもどうにかなります、っていうか今までなかったわけだし。多くのスプロケに採用されていない理由がなんとなくわかりました。

18Tはちょっとがっかりな感じでしたが、12-25Tは平地にも山にも使えるオールマイティなスプロケと言えます。これを基準にして12-27Tとか11-23Tとか用意して、走るコースに合わせてスプロケをチョイスできれば楽しいと思います。

流浪の旅

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自転車ネタからガラッと変わりますが・・・

今回は筆記用具のお話。

PCでの作業がメインというお仕事もあると思いますが、僕の仕事はまだまだ手書きの書類がメインです。
一日に大量の書類を書かなければなりません。
しかも複写の書類が結構多いのです。結構手が疲れます。

さらに、僕はもともと筆圧がかなり弱い方で、学生時代の鉛筆もBとか2Bを数本用意しておき、休憩時間にナイフで削る(鉛筆削りだとトンガリ過ぎてダメだったので)という生活を送っていました。おかげで今でも鉛筆削りで削ったのと一瞬見分けがつかないくらいナイフで上手く削ることができますw

で、仕事をするようになってからは油性のボールペンがメインの筆記用具になったのですが、これがどうも使いにくいのです。
書き味がネットリしてるし、安物はすぐ書けなくなるし、何より油性ボールペンで書いた自分の字が好きになれない・・・
そうは思いながらも10年以上使って来ましたが、とうとう我慢ができなくなりました。

そんなわけで新しい筆記用具を求める旅が始まったのですが、なかなか難航しております。

まず使ってみたのは万年筆。
筆圧が低い方が書きやすく、インクの濃淡が現れるので書いていて非常に気持ちいいです。
気持ちいいのはいいのですが、問題は複写の書類には使えないこと。これはボールペンとの二刀流で対応するしかないか。
それと、染料系インクだと耐水性がなさすぎる・・・試しに書いた文字に水をかけたら見事に消えましたorz
昔ながらのブルーブラックというインクを使えば耐久性が高いのは知っているのですが、一旦詰まらせると復活させるのは難しいらしく、手を出したことがありません。
あとは顔料系インクですが・・・これも使ったことはなし。


複写に使えないんじゃなぁ・・・というので試したのがゲルインクボールペン。
書き味は非常にサラサラです。顔料系インクなので耐久性も抜群。
ですが、書いた文字に濃淡が出ず(顔料なので当然なのですが)イマイチ楽しくないです。
それと、インクの出はよくサラサラと書けるのですが、若干サラサラ過ぎ?(なんて贅沢な奴だ・・・)
あとやっぱりボールペンのゴリゴリ感が残っていて、サラサラの中にゴリゴリが気持ち混じっていてどうもなじめないのです。
それからインクの減りが異様に速い・・・日に日にインクが減っていくのがわかります。油性ボールペンは相当長く書けるんですけどねぇ。
しかし複写に使えるのは基本的にボールペンだけですから、基本はこれを使うことにしました。

あとはサインペンの類ですが、仕事の書類にサインペンはちょっと憚られますので、これはなしかな、と。
というわけで、最近はゲルインクのボールペンを使っています。完全に満足しているわけではありませんが、時には妥協も必要でしょう。
そのうち耐久性の強いインクを入れた万年筆との二刀流になるかもしれませんが・・・

昨日のつづき。

サイクルマラソン後、アカシロさんにタープを持ってきて頂いたので、芝生の所で広げました。
僕はキャンプ用の簡易ベッドを持参・・・本気で寝るつもりでしたが結局眠れず。
うつぶせになってふと膝を屈曲するとハムストリングに激痛が・・・(涙)

うだうだと過ごしていると、あっという間に次のビギナークラスの時間が迫ってきました。
サインを済ませ、スタート地点で待っていると、しばらく操作していなかったサイコンがスイッチオフ。
その場で再起動すると心拍計が混信するので、隣にいたHさんに自転車を持ってもらい離れた所でサイコンを再起動。

帰ってくると・・・あれれ?自分の自転車が最前列に(汗)やめてくれぇ〜。
よく分からないうちに最前列スタートとなりました。
まぁいいか、と気を取り直しスタートを待ちます。
カウントダウン開始・・・3、2、1、スタート!

よし行くぞ!と思った瞬間、まさかのペダルキャッチ失敗。やりなおしている間に一気に置いていかれました・・・
この瞬間だけですがTimeのiClicにしてやろうかと思いましたorz

まぁ気を取り直して下りセクションに入ります。
相変わらずコーナリングも下手です。ですが、今までなら集団がはるか彼方に行くはずなのに、今回は意外と近くを走っていました。

・・・なんか速くなってる?もしかして。
とはいえ集団には追いつくこともできず、結局はズルズルと位置を下げていくのでした(泣)
それでもすこしでも速く、と短い登りはダンシングで一気に登っていきました。
しかし後半の展望台への登りは何回登っても非常にキツかったです。後ろから一人追い上げられたのと、遠くからバイクの音が聞こえた(おそらく女子の先頭)ので、ほとんど意地で登り続けました。

展望台を登りきり下りで一気に加速!後ろから追ってきた人はついてきません。ああ、頑張ってよかったぁorz
しかしBORA効果なのか、下りと平坦は前より明らかに速い!コーナリングも安定感がありました。本当はもっと攻められるんでしょうけどねぇ。

ゴール手前の直線で前に一人選手が視界に入りました。が、さすがにそこまでたどり着くことは不可能でした。
が、とにかく目標達成のために全力で走りました。
そしてゴール!

タイムは23分33秒08。目標達成どころか23分台に乗っちゃいました。
1年前と比べて2分近いタイムアップに本人が一番驚きました。


サイクルマラソン、ビギナーと目標達成することができ、今回は大満足でした。
今年のレースはこれで終わり。年末までランニングなどを入れたオフトレ期間を作り、年明けからは西チャレに向けて再び調整を行おうと思います。
次の目標は22分台に乗せたいなぁ。そのためには登りをもっと鍛えないと。

10月16日、中央森林公園で行われた中国サイクルグランプリに参加してきました。

いつものように早起きして荷物を用意。駐車場のゲートオープンが6時50分なので、その頃に着くように中央森林公園を目指します。
結局駐車場に着いたのは朝7時。でもすでに駐車場はかなり一杯です。来年はゲートオープン前に行かないと・・・

マシンのセットアップをし、着替えなどしていると、続々と車が入ってきます。
サカイさん、アカシロさん、けんしゅうさんご一行、最近宇宙人1号という二つ名がすっかり定着したHさん、それと最近LEGONでTEAM K_ABAというチームに入ったのですが、リーダーのケンイチさんとご挨拶。
軽くローラーを回した所で試走へ行きましょう。


今回はマスターで参戦したのですが、実は先日、最終兵器とも言える大買い物をやらかしちまいました。

それはカンパニョーロ BORA ONE ダークラベルです。
少しでもタイムを縮めたい。その思いで買ったのはいいのですが、練習走行でのフィーリングはイマイチ&タイムもじぇんじぇん変化なし・・・
これはもしかして近年まれに見る大失敗ってやつ?


そのイマイチなフィーリングを抱いたまま試走へ出たのです。
まぁ試走なのでぶっ飛ばすこともなく(どっちみち遅いけど)、やっぱりこの時点ではなーんかイマイチ。登りや平坦はともかく、下りは軽過ぎるのかどうも安定しない・・・

ま、サイクルマラソン走ってホントにダメならいつもの手組みホイールに換えるかぁ?と軽く考えてサイクルマラソンに挑みます。

朝一番のレースはサイクルマラソンです。
去年はゴール直前に周回遅れになり、トップと2周差がついたレースです。今年はトップから1周差以内に収める!というのを目標にしていました。
スタートすると、当然ながら集団からズルズルと離れてしまいます。
でも去年と明らかに違うのは、なかなか周回遅れにされないこと。
去年は確か20分か30分経過の時点で周回遅れにされたのですが、今回はまだまだです。
そして、試走ではイマイチだったBORA ONEも、ものすごく調子がいいです。なんだ、単に練習のスピードレンジが低すぎただけなのね・・・orz

去年とは明らかに進歩した自分の走りに手応えを感じましたが、実力の差はやはり大きく、40分頃に周回遅れにされてしまいました。
でもこのペースなら2周遅れはないな・・・と思っていると、「りゅうじ頑張れー」の声が。
顔を上げてみると、たっちゃんが応援に来て下さっていました。そのしばらくあとにクラフトさんも確認。
ああいう時の声援ってホントに力になるんですよね。ありがとうございました。

残り3周の表示を見て、目標達成を確信しました。
あとは目一杯走るだけ・・・ですが、ふくらはぎは攣ってくるし、石見で傷めた左膝が痛くなってきました。
それでも何とか踏みとどまってゴール!宣告通りトップから1周差に収めることができました。
ペアで出場のケンイチさんとアカシロさんのチームはなんと優勝!しかもケンイチさんはパンクしたまま半周走ったらしい・・・どうなってんのよ一体orz
サカイさんも初参戦でしたがいかがだったでしょうか?やっぱり僕より走ってる量が多い人は違うな〜と見ておりました。

・・・後編に続きます。

もうすぐ日曜日

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日曜日は中国サイクルグランプリがあります。

今年の集大成としてこの大会に向けて練習してきました。


約3ヶ月ほど前から朝練を始めました。
時間の関係上長い距離は走れませんが、ペースを変えたり、登りを取り入れて変化を付けるようにしました。

ただ、ちょっと追い込むとすぐオーバートレーニングで、ズルズルと遅くなるのは相変わらずです。
この辺は体調と相談しながらでした。月に1回は回復走のみという週を作ったりして調整しました。

朝練を始める前と後では、速くなったなと実感することが増えました。
なかなか成果が上がらず苦しい時は、朝練初期のデータを見返し、「この頃よりは速くなっている」と自分に言い聞かせてきました。

とりあえず目標ですが、サイクルマラソンソロは、去年がギリギリ12周を回らせてもらえなかったので、12周すること。
ビギナークラスはまだ25分が切れないので25分切りを(でも23分台がいいなぁ・・・)目指します。


小さな目標を一つ一つクリアして積み重ねる。
身体能力が劣っている僕としてはこの方法が一番だと思っています。
日曜日、興味がある人は見に来てね〜。

山路を登りながら、こう考えた。

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どういうわけか、最近僕の周りでは野呂山詣でをする人が多いのです。

一日に3本登る人とか、仕事が終わって日も暮れているのに登る人とか・・・

そういう僕も先日は自己ベストを更新することができましたが、ありったけの力で登ったのでその後一週間調子が悪いことこの上ありませんでした。


で、この連休はちょっと回復したかな~と思い、土曜日は島根からの来客のエスコートのため岡村島へ。
日曜日は朝早く動物園に子どもたちを連れていき、夕方空き時間ができました。


というわけで今週も野呂山に登りました。
ただ、今回はタイムアタックをするつもりは全くなし。のんびり登ろうと決めていました。


話は前後しますが、野呂山へ向かう峠(通称ヤギ峠)で先日アカシロさんに会った時、「最近スプロケを12-25Tに変えたら調子がよい」というお話をされていました。見ると確かに以前より上半身が(もともと痩せてる方ですが)引き締まっている・・・

僕とアカシロさんでは速度域が違いますので、効率だけを考えたら今の12-27Tがベストだとは思っています。
(本当は登りだけを考えたらコンパクトクランクを入れた方が速いかもしれませんが、フロントのチェンジがしっくりこないのでノーマルクランク愛用者です)

が、これを敢えて12-25Tで登ったらどうなるのか・・・


というわけで、今回は27T封じで登ることにしました。
旧料金所で一旦サイコンをリセット。
タイムアタックのような気合いもなく、ゆっくりと登り始めました。

登り始めてすぐ、今までよりも明らかにケイデンスが落ちていることに気付きました。当然必要なトルクも増えています。
27Tならオールシッティングで登ることができる野呂山ですが、さすがに25Tは厳しいです。
必然的にダンシングを入れながら登ることになりますが、ずっとダンシングしっぱなしはすぐに息が上がってしまう・・・

というわけで、シッティング5回転→ダンシング5回転と交互にやってみることにしました。
そうすると、次のようなことが分かりました。
ダンシングを始めても、すぐに息が上がるわけではありません。数秒のタイムラグがあります。
息が上がる前にシッティングに戻り、惰性を生かしながら呼吸を整えます。
そしてまたダンシング・・・
思っていたよりもラクに登ることができました。

今回のタイムは48分。意識的にゆっくり走りましたからこんなもんでしょう。それでも去年の初野呂山のタイムが54分でしたから、1年間で進歩したと思います。


12-25Tを使う練習、確かに「アリ」なのかもしれません。
単純に効率を求めるだけなら、シッティングで高いケイデンスで登るのがいいと思います。ダンシングは非効率な乗り方です。
でも、少々効率が悪くても、ダンシングのように瞬間的にハイパワーを出す練習は必要だと思います。
例えばスタートダッシュや短い坂なら一気にスピードに乗せてしまえばトータルの消費エネルギーは小さくできます。フォルクスワーゲンのTSIエンジンみたいなものです(例えがマニアック?)。


ところで、現在販売されている初心者用のロードバイク完成車の中には、MTBかよと言いたくなるほどのローギアなものもあります。まぁ初めての人にしてみたらロードバイクなんてめっちゃギア重たいですよね。
でも「初心者だから」「坂が嫌いだから」「遅いから」という理由で、どんどんギアを軽くすればいいんでしょうか?
実際に走っていれば分かりますが、どんなにギアを軽くしても、足をついてしまう激坂にいつかは巡り合うのです。これは宿命のようなものです。走り続けている限り、必ずその時はやってくるのです。逃げ続けることはできないのです。

ならば、「その時」にいつ遭うのか?

これは個人の考え方でしょうけど、僕は早い方がいいと思っています。
打ちのめされるなら早いうちの方がダメージは小さいです。さっさと打ちのめされて、そこからどう立ち直るのか。
道具がサポートできることは限られています。やっぱり最後は人間の問題じゃないのかな。

・・・なんだか最後は精神論になってしまいましたが、色々なことを考えながら野呂山を登りました。
普段はこんなに考え事をしながら登らんですからね。たまにはこんなのもいいんじゃないでしょうか。

入射光式露出計

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カメラに搭載の露出計や、前回取り上げたスポットメーターは、反射光式露出計といいます。
光が被写体に当たり、その反射した光を測定しているわけです。
問題点として、常に反射率18%として露出を算出しますから、露出補正が必要になります。


・・・だったら、被写体に入ってくる光を直接測定すれば、被写体の明るさは関係なく露出が測れるんじゃない?
という考えで作られたのが、入射光式露出計です。

僕の愛用の入射光式露出計はこちら。セコニックのスタジオデラックス(通称スタデラ)です。
PA052755

白い半球状の部分が測定部。被写体の前にここを持ってきて、カメラがある方向に向けて測光ボタンを押します。
で、測定した値を計算尺に入力します。
形を見ればお分かりと思いますが、これまたかなり昔からある露出計で、実は僕も2台目です(前のは壊れた)。
今はデジタル表示で直接絞りとシャッタースピードが表示される露出計もあるんですが、このレトロな外観が好きなのと、やっぱり計算尺が分かりやすくてこればっかり使ってます。実物は結構重いんですが・・・

前回のスポットメーター同様、発泡スチロールを撮影した例がこちら。
PA052756

入ってくる光を測定するのですから、被写体の色は関係ありません。非常に便利です。
が、これにも短所があります。

例えば、陽の光に透ける葉っぱのような被写体、ランプのようにそれ自体が光っている物は測定することができません。
それと被写体の所に行かないと測定できませんから、遠くにある物は測定することができません。

が、例えば風景なら自分がいる所と被写体の光線状態が同じであれば、手元で測光した物を代用することもできます。
もちろん、部屋の中から外の景色を撮るような場合にはダメですけど。


僕が単体露出計を使う時は、基本的に入射光式がメインです。より厳密に露出を決めたい時は、さらにスポットメーターで白飛び、黒潰れの範囲を確認します。
こうして計算しても露出計の精度やらカメラによってバラツキがありますから、風景の場合は何枚か露出をずらして撮影していきます。

反射光式露出計と入射光式露出計は、お互いに足りない所を補い合っている関係にあります。
じゃったら両方計れるようにしてしまえ!という露出計もあります。っていうか初めて買う人はそちらをお勧めします。まぁ単体露出計を買うようになったら相当カメラマニアですけど・・・

ありがとうスティーブ・ジョブズ

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今朝のTVで見た衝撃のニュース。

アップルのCEOである、スティーブ・ジョブズ氏が死去。

高校を出て、大学に入った時に初めてMacを買って以来、17年間、人生の半分をアップル製品と過ごしてきました。
いつかは来るとは思っていましたが、こんなに突然来るとは思っていませんでした。

とはいえ、僕が高校を出た頃はジョブズはとっくにアップルを追われた後でした。
前にも何回か書いたことがありますが、大学の3年の頃、学生用のコンピュータ室が整備されました。

そこのPCにインストールされていたOSが、なんとNEXTSTEP。
ジョブズがアップルを追われた後に作った、NeXTという会社の製品で、美しいグラフィック、優れた操作性が特徴でした。Mathematicaという数式処理ソフトや、開発環境までセットで入っていました。とても個人で買える代物ではなかったのですが、当時の国立大学はまだ潤沢に予算を使えたのでしょうか。

当時、本でしかNeXTの存在を知らなかった僕は、このマシンに魅了されました。
毎日、講義が終わってから、夜遅くまで一人でずっとNEXTSTEPマシンを触り続けました。

NEXTSTEPはObjective-Cという言語でアプリケーションを作っていました。
C言語からObjective-Cと学ぶことで、オブジェクト指向というものが何となくですが理解できました。


しかし、このマシンも、数年で別のOSに切り替わってしまいました。
僕もその後すぐに卒業してしまい、NEXTSTEPを触る機会は全くありませんでした。


それからしばらくは自作PCにLinuxを入れたりして遊んでいました。
また数年後、アップルがNeXTを買収、新しいOSにNEXTSTEPをベースにしたものを採用する、というニュースを目にしました。

「またあのNEXTSTEPが触れる!」
そのOSはMac OS Xと名を変え、再び僕の前に現れました。もちろん速攻で買い求め、その後も何台か買い替えながら今日までMacを使い続けています。


あの大学時代の思い出がなかったら、僕のコンピュータ体験は、ひどくつまらないものになっていたと思います。
今ほどコンピュータを使い込むこともなかったし、プログラミングをすることもなかったでしょう。
僕の中では、スティーブ・ジョブズはアップルのCEOというより、NeXT社の創始者なのです。


スティーブ・ジョブズが2005年にスタンフォード大学の卒業式で行った有名なスピーチがあります。

このスピーチは僕の行動を決める大きな支えになっています。
折に触れ、このスピーチを何度も見返すことでしょう。

スティーブ、あなたは多くの大事なことを僕に教えて下さいました。
今まで本当にありがとう。そしてさようなら。

ようやく壁を越えた

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今日は昼過ぎから時間が空きました。

いよいよ中国サイクルグランプリが近づいてきましたので、今までの練習の成果を確認したい!
というわけで野呂山に行って来ました。

ブログには書いていませんでしたが、前回のタイムは41分30秒。
なかなか41分が切れないでいました。

前回、前々回のデータを見返すと、前回は心拍数150台で走っていました。
「心拍数160台で走れるんだから、もっとタイムを縮めることができるはず」
そう考えて旧料金所へ向かいました。

それと今回、ガーミンのエッジ500で使用した機能があります。
過去に走った記録と、現在の自分の走りをリアルタイムに競わせる機能です。

今回初めて使いましたが、あまり迷わずにセットアップ完了。

いざスタート!
...とはいえ、今日は何だか体が重い(−_−;)
ちょっとこれはヤバい?と思いサイコンを見たら過去の自分に30メートル負けてるΣ(゚д゚lll)
こりゃあいけん!とペースアップしました。

しばらく走ると身体の重さはさほど感じなくなりました。
心拍数が160を切らないように、そして過去の自分に負けないように登り続けました。

ハチマキ展望台のあたりで確認すると、過去の自分より1分ちょっと速く走っていました。
これは新記録が期待できそうです。俄然やる気が出てきました。

最後の直線が終わったあたりからスパートをかけました。
タイムをチラッと見ると、もしかして40分切れそう?

さらにスパートをかけてゴール!

タイムは39分46秒!
長い間、越えたくても越えられなかった40分の壁をついに越えました。
思わず右の拳を突き上げ「やった!」と叫びました。バイクの集団が一斉にこちらを向いて恥ずかしかったですが(; ̄ェ ̄)

本当に長いこと40分が切れずに苦しんで来ましたが、やっと、やっと切ることができました。
週ごと、月ごとのトレーニング計画を組み、ここ最近は毎日5時起きで朝練をしてきたおかげと信じております。

来週は空港で試走をしようと思います。
ベストタイムを出し、本番に向けて自信を付けたいと思います。

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