ありがとうスティーブ・ジョブズ

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今朝のTVで見た衝撃のニュース。

アップルのCEOである、スティーブ・ジョブズ氏が死去。

高校を出て、大学に入った時に初めてMacを買って以来、17年間、人生の半分をアップル製品と過ごしてきました。
いつかは来るとは思っていましたが、こんなに突然来るとは思っていませんでした。

とはいえ、僕が高校を出た頃はジョブズはとっくにアップルを追われた後でした。
前にも何回か書いたことがありますが、大学の3年の頃、学生用のコンピュータ室が整備されました。

そこのPCにインストールされていたOSが、なんとNEXTSTEP。
ジョブズがアップルを追われた後に作った、NeXTという会社の製品で、美しいグラフィック、優れた操作性が特徴でした。Mathematicaという数式処理ソフトや、開発環境までセットで入っていました。とても個人で買える代物ではなかったのですが、当時の国立大学はまだ潤沢に予算を使えたのでしょうか。

当時、本でしかNeXTの存在を知らなかった僕は、このマシンに魅了されました。
毎日、講義が終わってから、夜遅くまで一人でずっとNEXTSTEPマシンを触り続けました。

NEXTSTEPはObjective-Cという言語でアプリケーションを作っていました。
C言語からObjective-Cと学ぶことで、オブジェクト指向というものが何となくですが理解できました。


しかし、このマシンも、数年で別のOSに切り替わってしまいました。
僕もその後すぐに卒業してしまい、NEXTSTEPを触る機会は全くありませんでした。


それからしばらくは自作PCにLinuxを入れたりして遊んでいました。
また数年後、アップルがNeXTを買収、新しいOSにNEXTSTEPをベースにしたものを採用する、というニュースを目にしました。

「またあのNEXTSTEPが触れる!」
そのOSはMac OS Xと名を変え、再び僕の前に現れました。もちろん速攻で買い求め、その後も何台か買い替えながら今日までMacを使い続けています。


あの大学時代の思い出がなかったら、僕のコンピュータ体験は、ひどくつまらないものになっていたと思います。
今ほどコンピュータを使い込むこともなかったし、プログラミングをすることもなかったでしょう。
僕の中では、スティーブ・ジョブズはアップルのCEOというより、NeXT社の創始者なのです。


スティーブ・ジョブズが2005年にスタンフォード大学の卒業式で行った有名なスピーチがあります。

このスピーチは僕の行動を決める大きな支えになっています。
折に触れ、このスピーチを何度も見返すことでしょう。

スティーブ、あなたは多くの大事なことを僕に教えて下さいました。
今まで本当にありがとう。そしてさようなら。

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このページは、りゅうじが2011年10月 6日 21:50に書いたブログ記事です。

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