山路を登りながら、こう考えた。

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どういうわけか、最近僕の周りでは野呂山詣でをする人が多いのです。

一日に3本登る人とか、仕事が終わって日も暮れているのに登る人とか・・・

そういう僕も先日は自己ベストを更新することができましたが、ありったけの力で登ったのでその後一週間調子が悪いことこの上ありませんでした。


で、この連休はちょっと回復したかな~と思い、土曜日は島根からの来客のエスコートのため岡村島へ。
日曜日は朝早く動物園に子どもたちを連れていき、夕方空き時間ができました。


というわけで今週も野呂山に登りました。
ただ、今回はタイムアタックをするつもりは全くなし。のんびり登ろうと決めていました。


話は前後しますが、野呂山へ向かう峠(通称ヤギ峠)で先日アカシロさんに会った時、「最近スプロケを12-25Tに変えたら調子がよい」というお話をされていました。見ると確かに以前より上半身が(もともと痩せてる方ですが)引き締まっている・・・

僕とアカシロさんでは速度域が違いますので、効率だけを考えたら今の12-27Tがベストだとは思っています。
(本当は登りだけを考えたらコンパクトクランクを入れた方が速いかもしれませんが、フロントのチェンジがしっくりこないのでノーマルクランク愛用者です)

が、これを敢えて12-25Tで登ったらどうなるのか・・・


というわけで、今回は27T封じで登ることにしました。
旧料金所で一旦サイコンをリセット。
タイムアタックのような気合いもなく、ゆっくりと登り始めました。

登り始めてすぐ、今までよりも明らかにケイデンスが落ちていることに気付きました。当然必要なトルクも増えています。
27Tならオールシッティングで登ることができる野呂山ですが、さすがに25Tは厳しいです。
必然的にダンシングを入れながら登ることになりますが、ずっとダンシングしっぱなしはすぐに息が上がってしまう・・・

というわけで、シッティング5回転→ダンシング5回転と交互にやってみることにしました。
そうすると、次のようなことが分かりました。
ダンシングを始めても、すぐに息が上がるわけではありません。数秒のタイムラグがあります。
息が上がる前にシッティングに戻り、惰性を生かしながら呼吸を整えます。
そしてまたダンシング・・・
思っていたよりもラクに登ることができました。

今回のタイムは48分。意識的にゆっくり走りましたからこんなもんでしょう。それでも去年の初野呂山のタイムが54分でしたから、1年間で進歩したと思います。


12-25Tを使う練習、確かに「アリ」なのかもしれません。
単純に効率を求めるだけなら、シッティングで高いケイデンスで登るのがいいと思います。ダンシングは非効率な乗り方です。
でも、少々効率が悪くても、ダンシングのように瞬間的にハイパワーを出す練習は必要だと思います。
例えばスタートダッシュや短い坂なら一気にスピードに乗せてしまえばトータルの消費エネルギーは小さくできます。フォルクスワーゲンのTSIエンジンみたいなものです(例えがマニアック?)。


ところで、現在販売されている初心者用のロードバイク完成車の中には、MTBかよと言いたくなるほどのローギアなものもあります。まぁ初めての人にしてみたらロードバイクなんてめっちゃギア重たいですよね。
でも「初心者だから」「坂が嫌いだから」「遅いから」という理由で、どんどんギアを軽くすればいいんでしょうか?
実際に走っていれば分かりますが、どんなにギアを軽くしても、足をついてしまう激坂にいつかは巡り合うのです。これは宿命のようなものです。走り続けている限り、必ずその時はやってくるのです。逃げ続けることはできないのです。

ならば、「その時」にいつ遭うのか?

これは個人の考え方でしょうけど、僕は早い方がいいと思っています。
打ちのめされるなら早いうちの方がダメージは小さいです。さっさと打ちのめされて、そこからどう立ち直るのか。
道具がサポートできることは限られています。やっぱり最後は人間の問題じゃないのかな。

・・・なんだか最後は精神論になってしまいましたが、色々なことを考えながら野呂山を登りました。
普段はこんなに考え事をしながら登らんですからね。たまにはこんなのもいいんじゃないでしょうか。

コメント(2)

 27丁より25丁の方がダンシングを多用する分、上半身が引き締まってかっこいいです。
 私の場合、ダンシング多用する分、バイクを左右に振るような事は余りしません。名づけて「省エネダンシング?」って感じでしょうか?自分自身のフォームを客観的にみることはないので何とも主観的な思いですけどね。

 副産物的には5回転ダンシングとシッティングを交互にすると、自然とその繋ぎの動作もスムーズになってくるような気がしますよ

このブログ記事について

このページは、りゅうじが2011年10月10日 19:15に書いたブログ記事です。

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