デジタル時代の三脚考

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風邪を引いておりまして、しばらく自転車は休みです・・・はよ治らんかな。


以前に一脚の話をしましたので、三脚の話もしとこうかなと思います。

今のデジカメって手ぶれ補正が当たり前のようについていますね。
「だったら三脚なんていらないんじゃねぇ?」という声もよく聞きます。

ところが、僕は最近になって三脚の出番がかなり増えてるんですよね。

きっかけの一つは、最近部屋の中での物撮りが多かったこと。
近距離での撮影では手ぶれ補正の効果が減少します。さらに絞り込んでシャッタースピードが1秒とか2秒とかで撮影しますから、手ぶれ補正じゃ追いつかないんですよね。
そして、物撮りの場合は特に露出を変えて何枚も同じアングルで撮ったりします。手持ちだと微妙にアングルが変わったり、ピントの位置がずれたりします。三脚で固定すれば同じアングルで何枚でも撮れます。

もう一つは、上手く撮れたと思っていた写真でも、拡大するとぶれていることに気がついたからです。
これはデジタル時代ならではの問題かもしれません。フィルム時代には4つ切りとかに引き延ばした時に初めてぶれてたことに気付いたのですが、PCの画面上ならピクセル等倍なんて簡単に拡大できます。写真のアラがすぐ見えてしまうのです。

手持ちで困るのはぶれだけではありません。水平線が入るような景色では画面の水平が出ていることが大事ですが、水平を保ちながら構図を調整して撮影するのは、実はかなり難しいです。三脚があれば随分違いますよ。

もう一つ三脚のメリットは、一旦セットしてしまえば、重い機材でも手で持っておく必要がないことです。
これは先日の中国サイクルグランプリの撮影で重宝しました。手持ちの時は2キロ近いカメラとレンズをずーっと持っていないといけませんが、三脚にセットしておけば手に持っておく必要はありませんよね。おかげで随分楽に撮影ができました。

そんなわけで、最近は三脚の使用率が上昇しております。「手持ちでは厳しいので三脚を使う」よりもむしろ「三脚が使えない状況なので仕方なく手持ちで撮る」くらいの気持ちでいます。

「三脚なんてそんなデカくて重いの持って大変じゃない?」と言われますが、僕はむしろ楽をするために三脚を持っていきます。
もちろん三脚さえ使えばいい写真が撮れるわけではありませんが、かなり強力な縁の下の力持ちになることは間違いありません。
信頼できる三脚は、ある程度のデカさと重さと値段があることは否めません。とはいえ、最近のカーボン三脚とかめっちゃ軽いんですがね・・・大体さぁ、最近自転車でもカメラでも、何でもかんでも重いってみんな文句言い過ぎよ。
それによほどの粗悪品じゃなけりゃ、三脚なんてカメラより長持ちします。僕が最初に三脚を買ったのは中学生の時ですが、今でも使えますよ。だったらいい物を買った方がいいと思うんですがいかがでしょうか。


観光地とか運動会でお父さんがカメラ(一眼レフでもビデオカメラでも)に三脚を付けているのを見かけます。
はっきり言いますと、ほとんどの人が華奢過ぎる三脚を使っています。あれじゃ三脚の意味がない。
しかも使い方がまるでなっていません。っていうか三脚の使い方なんて誰も教えてくれないよね?普通。

というわけで、しばらくは三脚の使い方講座を進めていこうと思います。

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このページは、りゅうじが2011年11月 1日 21:59に書いたブログ記事です。

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