デュアロジック乗ってみた

| コメント(1)

先日、久しぶりにMT車を運転して以来、どうしてもMT車が欲しくて仕方がありません。

今の車の方がどう考えてもギアチェンジも速いのに・・・
AT車でも下手にマニュアルモードを選ぶとかえって遅いのに・・・
AT車の方がトータルで性能を上げられる時代になったのに・・・

でもこの味気なさに少し嫌気がさしている自分がいます。


先日、嫁の車が車検でして、代車がCVTでした。
定速運転に入るとスーッと回転が下がり、すごい静かでした。もちろん変速もスムーズでした。
でも、回転が一定なのに速度だけスルスルと上がっていくのにものすごい違和感を覚えました。

まぁ、他の車で違和感を覚えなかったこともあるし、CVTの場合はチューニング次第というところがあるんでしょうけど。


さらに話は変わりますが、先日FIAT500を試乗することができました。
現在のFIATの500、PUNTO EVO(今はこの2車種しか正規に輸入してない)には、デュアロジックというトランスミッションが搭載されています。
トランスミッションそのものはMT車と全く同じで、ギア、クラッチの操作は機械が行うというものです。もちろんAT限定免許でも乗れます。

AT免許でも乗れるんですが、初めて見るとかなり面食らいます。
で、最初はオートで乗ってみたんですけど、1速から2速へのギアチェンジのショックが大きくて、なんじゃこれ??という感じでした。
「慣れればギアが変わるタイミングがわかってきて、アクセルで調整できるようになりますよ」と営業さんがおっしゃっていましたが、試乗でそこまで慣れるはずもなく、早々にマニュアルモードへ。

おや、シフトアップの時に軽くアクセルを抜くと、さっきまでとは比較にならないくらいギアチェンジがスムーズじゃないですか。
本当にMT車を運転しているみたいです。何だか懐かしい。

FIAT500はアイドリングストップも付いています。エンジンが止まっててもブレーキを放すかシフトレバーを動かすとエンジンがかかります。坂道発進の時はあらかじめエンジンをかけておかないと下がってくることがあるそうです・・・

そしてこのデュアロジック、普通のAT車には必ずある「P」がありません。
じゃあエンジン切る時はどうすんの?と思ったら、なんと「D」か「R」に入れたままエンジンを切ればいいんです。
MT車でエンジンを切る時に1速かバックにギアを入れていましたが、あれと全く同じなんだそうです。


何だか開いた口が塞がらないというか、思わず「大丈夫かこれ?」といいたくなるシステムでしたが・・・
次第に「これはこれでいいんじゃないか?」と思えるようになってきました。

よくよく考えたら結構合理的なシステムです。このシステムを日本車のように動かそうと思うと高度な電子制御が必要でしょう。
それに先のCVTの例のように、電子制御を推し進めていくと個人の感覚には微妙に合わないところが出てくるのではないでしょうか。まぁFIAT500でも一昔前の車に比べたら電子制御のカタマリなんですけど・・・

とにかく難しい所はスッパリと割り切って、運転者に任せる、という大胆な発想・・・
物づくりの仕事をしているわけではないので、偉そうなことを言う資格はないのかもしれませんが、もしかしたら今の日本の物づくりに欠けているのはこれなんじゃないでしょうか。
スペックを追及したり、高度な電子制御を誇るのもいいのかもしれませんが、最近、ユーザーのことは置いて行かれているような気がしてしょうがありません。


これが日本車だったらクレームの嵐な様な気もしますが、車格や装備を考えると高額な(国産車だと1.5~2リッターのハッチバックが買える)このFIAT500、結構街で見かけるんですよね。デザインがかわいい車なら他にも選択肢があるのに。
皆さん試乗もしないで買うということもないでしょうから、意外と日本人に受け入れられているような気もしているのですが皆さんどう思われるでしょうか。

コメント(1)


デュアロジックの構造がわからない走る凶器ドライバーです。
volvoに乗っています。
電子部品がいっぱいでいつ壊れるかと心配ですが、半年で壊れました。
スウェーデン人とクルマは相性が悪いのかしら。
人間が誤りを犯す動物だと信じていなければあのような乗り物は考え出さないだろうと思える一品でした。

コメントする

このブログ記事について

このページは、りゅうじが2012年3月15日 22:17に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「データを蓄積して分かったこと」です。

次のブログ記事は「血の味(西チャレ参戦記)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。